10代前半の死因は自殺が1位、子どものためにできることは何か
燦々堂
起立性調節障害が治ります 宇都宮の自律神経整体 燦々堂
私が学ぶ整体塾で、後輩の先生が、
「整体は芸術のようなものだと感じた」
ということをおっしゃったことがあります。
その先生は整体を学びはじめて数ヶ月のあいだに、いろいろな人の施術を受けるなかで、その人その人の特徴があることを知り、それがとてもいいことだと感じて、「整体は芸術のようなもの」だと気づいたそうです。
この話を聞いたとき、「とてもおもしろいことに気づかれたなあ」と感心しました。
その先生は女性なのですが、絵を描いたり歌をうたうことが好きな感性の優れた方なので、整体と芸術が自然と結びついたのでしょう。
私はといえば、理屈っぽくて思考型の人間なので、整体が芸術などとは思いもよらず、その自由な発想に感心したのです。
私の整体の基本は「基幹操法」という技術で、骨格筋の緊張をゆるめることで全身を自然な状態に戻し、自律神経のバランスを取り戻すことで身体の自然治癒を促す整体です。
「基幹操法」には決まった順番や技術がありますが、同じ順番で、同じ技術で施術しても整体師の個性が出ます。
その人の人間性、やさしさ、あたたかさ、誠実さなどが自然と現れるので、施術を通じて相手に伝わるのですね。
基幹操法は、狙った効果を得るために正確な技術が求められますが、そのうえで整体師の個性を受け入れる懐の深さもあるのが素晴らしいところです。
整体と芸術を私なりに考えてみれば、音楽に近いのかもしれないと思います。
基盤となる技術は音楽の楽譜であり、整体師は演奏者です。
楽譜のように決められた技術を守りながら、それをどのように表現するのかは、整体師しだいです。
芸術のように自分にしかできない感動を、整体で表現できたら素晴らしいですね。
そう思うと整体をするのがより楽しく感じられます。