10代前半の死因は自殺が1位、子どものためにできることは何か
栃木県宇都宮市の「無痛整体 燦々堂」です。
2017年の人口動態統計で、戦後初めて日本人の10~14歳の死因として自殺が1位になったことがわかったそうです。
「10代前半の死因は自殺が1位 17年調査、戦後初めて」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO42761300S9A320C1CN0000/
とても悲しく異常なニュースです。
生きることに絶望し、自ら命を絶つ子どもたち・・・。
その心中を思うと悲しく、心が痛みます。
動機はいろいろあるのでしょう。
いじめの問題、親子関係や家庭内の問題、健康の問題・・・。
その根底には将来への絶望感、生き辛さが共通してあるはずです。
子どもがいじめの対象になる要因の一つとして、起立性調節障害への無理解があると言われています。
起立性調節障害は、自律神経がうまく機能しなくなることで、頭痛やめまい・立ちくらみが起きたり、朝起きられなくなったりする疾患です。
起立性調節障害になると、「朝起きて学校に行く」というごく普通の生活が困難になり、遅刻、早退、欠席することが増えます。
体調が悪くて仕方なく学校を休んでいるのに、
「さぼっている、怠けている、不登校だ」
と誤解され、いじめの対象になってしまうようです。
私の整体にも、起立性調節障害に悩んでいる子どもとお母さんが相談に来ます。
どの子もつらい症状に悩み苦しんでいますし、お母さんも不安でいっぱいです。
起立性調節障害は、薬での治療は長期間かかるようですが、原因となる骨格筋の過緊張や慢性疲労をゆるめて、自律神経の機能を取り戻せば、薬に頼らずとも自然に治っていきます。
私の整体では目安として2~3ヶ月とお伝えしています。
自律神経とか過緊張などというと難しく聞こえますが、重要なのは子どもの心と身体に、安心感や希望を与えることではないかと思います。
整体で身体を楽にしてあげて、心の悩みに寄り添い、
「大丈夫、何とかなるよ!」
という安心感、希望を与えてあげれば、身体はゆるみ、頭痛でもめまいでも朝起きられない症状でも徐々に治まり、自然と元気になっていくのです。
「子どもの悩みに寄り添う」というのは、本来なら親や先生など身近にいる大人の役割ですが、大人も忙しくて子どもの悩みに気づいてあげられないのでしょう。
その代わりに、子どもの悩みに寄り添ってあげるのが自分の役割なのだと思います。
子どもたちに、辛いことがあってもそれを乗り越えて、
「大丈夫、何とかなるよ!」
と未来に希望を持ってもらうこと、私の整体サロンはそういう場所でありたいなと思っています。