「死んだ方がましと思うほど苦しかった」自律神経失調症に苦しむ男性のご相談
自律神経失調症で症状が重い人は、全身に様々な不快な症状が現れ、大変苦しい思いをされるようです。
今回は自律神経失調症に悩まされ、「死んだ方がましと思うほど苦しかった」と語る50代男性の事例を紹介します。
来院までの経緯、症状
50代。男性。Sさん。
5、6年前から色々な自律神経の症状がある。
息苦しさ、動悸、めまい、不眠、倦怠感、不整脈、気持ち悪さ、首・肩の緊張など。
夜は眠れず日中も眠くならない。
睡眠導入剤を飲んでいるが3時間しか眠れない。
首・肩が異常に緊張している。
食欲不振で食事が食べられない。激やせしてしまった。
原因不明で意識がなくなり救急搬送されたことがある。
病院で色々な検査をしているが原因不明。
自律神経の問題ではないかと思っている。
症状の経過
5月31日。初回来院。
6月5日。2回目。
初回施術を受けた翌日はすごく体調が良かった。
運動しようと思い4キロも歩いたら体調が悪くなった。
(余計なことをしてしまったと反省しているそう)
その後、強いめまい・吐き気の発作があり救急搬送された。
2週間位、何もできず、寝たきりになってしまった。
仕事も休んでいる。
病院で前庭神経炎と診断された(突然、強いめまいと吐き気・嘔吐を生ずる疾患)。
色々な検査をしたが異状はなく原因不明だった。
Sさんは自律神経失調症ではないかと考えている。
睡眠導入剤、抗不安薬を処方されている。
精神科の受診を勧められた。
薬は飲みたくないが、飲まないと不眠や不安感・緊張感に耐えられない。
Sさんは「死んだ方がましと思うほど苦しかった」そう。
6月26日。3回目。
少し落ち着いてきたとのことで再来院。
体調は最悪とのこと。
動悸、めまい、吐き気、食欲不振、不眠、首・肩の緊張、目の違和感、身体の痛みなど。
夜眠れず睡眠導入剤を飲んでいるが昼間も眠くならない。
寝ていても起きていても不快な症状があり一日中つらい。
食欲不振でお腹が空いても少量しか食事が食べられない。
下痢もしてしまう。かなり体重が減った。
お店や人の多い所に行くと動悸がする。
どうすれば治るのかと不安で仕方がない。
7月3日。4回目。
吐き気、食欲不振、不眠など体調不良が続いている。
夜も昼も眠くならず睡眠導入剤を飲まないとつらい。
目の痛み・疲れ・視力が変わるなど目の異常もある。
仕事は午前中に2回だけ行った。
7月10日。5回目。
体調は回復傾向にある。
食事が少し食べられるようになった、吐き気が減った、下痢することが減ったなど。
不眠は変わらず、肩の緊張が強い、目の違和感も気になっている。
身体はつらいが今週は仕事は休まなかった。
肩の過緊張や目の違和感がなくなれば普通に生活できそうと感じている。
不安感は落ち着いてきて希望も見えてきたそう。
50代の男性、Sさんはこのように非常に重い自律神経の症状に悩まされ、苦しんでおられます。
発作を起こして救急搬送されたこともあり、その頃は寝ていてもつらくて、起きていても苦しくて、「死んだ方がましと思うほど苦しかった」と話していました。
Sさんは、まず食欲が回復したり、吐き気や下痢が減ったりしているそうです。
これは胃腸などの消化器官の機能が回復しているためでしょう。
食欲不振が続いて激やせしてしまったそうですが、食事量が増えれば栄養面での回復が期待できます。
体調は悪いものの、何とか仕事は休まず行けるようになったそうです。
精神的な不安感も落ち着いてきて、「治るのではないか」という希望の光も見えてきたようですから、まずは回復への第一歩を踏み出したと言えるでしょう。
Sさんのように症状が重い人を回復に導くのは時間がかかりますし、容易ではありませんが、お客様が諦めない限り、お元気になっていただけるように、精一杯サポートさせていただきます。
※「免責事項」本ホームページに掲載した事例やお客様の体験談は、個々の成果や個人の感想を表現したものであり、万人への効果を保証するものではないことをご理解ください。施術による効果には、個人差があります。
栃木県宇都宮市。自律神経整体 燦々堂。