吹奏楽部に打ち込む起立性調節障害の女子高校生のご相談
数ヶ月前に起立性調節障害を発症して、学校は午後からしか登校できない、でも大好きな部活も頑張りたい、そのような頑張り屋の女子高校生のご相談を紹介します。
来院までの経緯、症状
高校3年生。17歳。女性。Hさん。
高校2年生の9月から家庭内の事、友達の事でストレスがありイライラしている事が増えた。
12月に友達とトラブルがあり、朝起きられなくなり、無気力になってしまった。
早い時でも昼頃起床、遅い時は午後3時、4時まで起きられない。
頭痛や倦怠感がある。
イライラ、無気力、気持ちの落ち込みなど精神面の症状もある。
学校は午後からしか登校できず、欠席することもある。
遅刻・欠席が続き、このまま卒業できるか心配している。
吹奏楽部に所属し、大会に向けて厳しい練習をしている。
部活は好きだが体力が付いていけず、疲れている。
内科では自律神経失調症、心療内科では起立性調節障害と診断された。
血圧を上げる薬や漢方薬を飲んでいたが改善が見られなかった。
高校3年生のHさんは、数ヶ月間、朝起きられない体調不良が続き、毎日午後から遅刻して登校しており、このままでは卒業できるのか…と心配されて、お母さんと相談に来られました。
病院に通院して数ヶ月治療を受けていたものの改善が見られなかったそうです。
また、Hさんは吹奏楽部に所属して、大会に向けて一生懸命練習しているそうでした。
吹奏楽は立ちっぱなしで長時間練習するため、疲れやすく、身体にかなり負担になっていたようです。
学校に行くのも辛い状態で部活を続けているのは、体力的にも精神的にもさぞ大変な疲労だったでしょう。
ご相談に来られたのは4月下旬で、週1回程度ご利用いただきました。
施術を受けると寝起きが良くなったり、倦怠感が軽くなったりしたようです。
栄養不良もあると思われましたので食事の見直しもしていただきました。
しかし、テスト期間に無理して朝から登校すると疲れてしまったり、部活の練習で疲れてしまうと寝起きが悪くなったり、梅雨の時期に天気が悪いと体調も悪くなったりと、しばらくは一進一退で、何とか持ちこたえているといった状態だったようです。
特に吹奏楽部の練習が負担になっていたようなので、部活を休めばずいぶん楽になったと思いますが、本人は高校最後の大会に出たいので、休まず頑張っているようでした。
8月上旬に大会があり、それに向けて毎日猛練習して、大会には無事参加できたようです。
結果は残念だったようですが、高校生最後の夏にやりたいことをやり切れて良かったと思います、とお母さんも喜んでおられました。
大会が終わり、部活を引退した後は体調は良くなり、朝は8時頃には自分で起きるようになるなど元気になったそうです。
やはり、部活の疲労が相当あったのでしょうね。
その後も体調は落ち着いているので、夏休み明けは学校も以前より行けそうだということでした。
今後はもっと元気になって、高校も無事卒業できるといいですね。ご利用ありがとうございました。
お客様の声
最後にお母さんに書いていただいたアンケートを紹介します。
お母さんのお悩み、お子さんを心配するお気持ちが伝わりますね。
◆どのようなことでお悩みでしたか?
高校2年生の秋頃から朝が起きられない、イライラする、頭痛がひどくなりました。
お友達とのトラブルで気持ちも落ち込み、午後3時、4時くらいまで起きられない状態になりました。
高校生なので、単位の事も心配になり、内科では自律神経失調症、心療内科では起立性調節障害と診断され、血圧を上げる薬や漢方薬を飲みましたが、改善が見られず困っていた所、ネットで燦々堂さんの事を知り、連絡させていただきました。
◆どのような変化がありましたか?
1回目の施術が終わったあと、車の帰り道でとても明るい声を出したので驚きました。
2回目からの施術も嫌がる事なく、自分から率先して行く様子でした。
少しずつ学校に行けるようになり、大好きな部活も大きな大会に参加できるほど元気がでました。
◆感想がありましたらお聞かせください
娘の話を親身に丁寧に聞いていただきありがとうございました。
つらい気持ちを先生にお話しできて、アドバイスいただき、本人もとても気持ちが軽くなったと思います。
栄養療法のご指導もありがとうございました。これからも栄養に気をつけて生活しようと思います。
本当にありがとうございました。
※「免責事項」本ホームページに掲載した事例やお客様の体験談は、個々の成果や個人の感想を表現したものであり、万人への効果を保証するものではないことをご理解ください。施術による効果には、個人差があります。