2023.03.16

起立性調節障害で不登校の女子中学生も1ヶ月で元気になる

燦々堂

起立性調節障害の女子中学生の症例を紹介します。
学校での問題で不登校になっていて、頭痛や朝起きられなかった女子中学生が、通院1ヶ月で朝起きられるようになりお元気になった事例です。

来院までの経緯、症状

中学2年生。14歳。女性。Hさん。

学校でのトラブルで人間不信になり2学期まで不登校になっていた。
3学期になって学校に行きたいという気持ちはあるが、朝起きられない。
頭痛や倦怠感がありお昼前まで寝ている。
学校は休むことが多い。
病院で起立性調節障害と診断された。
漢方薬を処方されたが副作用があり薬が合わなかった。

症状の経過

2月5日。初回来院。
以降、週1回のペースで来院。
栄養指導を実践していただく。

2月11日。通院1週目。
9時半頃に起きている。
頭痛が軽減した、食事量が増えた、手足の冷えが改善した等の変化があった。
学校は休んでいる。

2月19日。通院2週目。
頭痛はなくなり、朝も起こせば起きられるようになった。
週3日登校した。

2月26日。通院3週目。
頭痛はない。
朝7時に起きて朝から登校する日も出てきた。
遅い日でも9時頃には起きている。

3月11日。通院5週目。
朝は起こせば7時に起きている。
学校は週4日登校するようになった。
気持ちも前向きになり、ずいぶん元気になったとのこと。

中学2年生のHさんは、学校でのトラブルで人間不信になり2学期まで不登校になっていたそうです。
3学期になって学校に行きたいという気持ちはあっても、頭痛や倦怠感で朝起きられず、お昼前まで寝ていて、学校を休むことが多いということでした。
病院で起立性調節障害と診断され漢方薬を処方されたものの、副作用があり困っていたそうで、当院にご相談いただきました。
栄養失調があると思われましたので、施術を受けていただきながら、栄養指導を実践していただきました。
Hさんは食欲不振でしたが頑張って実践していただけたようです。

2月5日が初回来院でした。
以降、週1回のペースでご利用いただきましたが、徐々に頭痛が軽減したり寝起きが良くなるなど体調が良くなっていったそうです。
3回目の2月19日の報告によると、頭痛はなくなり、朝も起こせば起きられるようになり週3日登校したそうです。
4回目の2月26日の報告によると、頭痛はなく、朝早く起きて朝から登校する日も出てきたそうです。
5回目の3月11日には、朝は起こせば7時に起きていて、学校は週4日登校するようになり、ずいぶん元気になりました、とご報告いただいています。

食欲不振だったのが朝食も食べるようになり1日3食食べるようになった、手足の冷え性が改善した、気持ちも前向きになってきた、といった変化もあったそうで、お母さんにも喜んでいただけました。
通院1ヶ月で順調に起立性調節障害が改善、お元気になっていただけた事例でした。

学校でのトラブルや人間関係の問題など、不登校になるほど強いストレスを抱えているお子さんは、緊張が強く、自律神経の乱れの症状も出やすいものです。
施術を受けて自律神経の乱れを整えながら、栄養失調の問題を解消してあげると、今回のように徐々にお元気になっていくでしょう。
同様のお悩みがありましたら、どうぞご相談ください。