起立性調節障害、薬での治療は副作用にご注意ください
栃木県宇都宮市の「無痛整体 燦々堂」です。
起立性調節障害のお悩みで来ている中学生のお客様の話を紹介します。
この方は病院で起立性調節障害と診断されて、薬による治療を受けているのですが、
「最近、肌にかゆみや発疹が出るようになって気になる」
という相談を受けました。
この方は、朝起きられない、目覚めが悪いという症状があり、起立性低血圧の薬を飲んでいました。
薬の名称で添付文書を調べてみますと、副作用に、
「皮膚 発疹、立毛感、そう痒感、蕁麻疹、発赤」
と記載してありましたので、薬の副作用で症状が出ている可能性があります。
また、注意書きとして、
「このような症状があらわれた場合には投与を中止すること」
とも記載してあります。
この薬での、上記の副作用等発現状況は「0.1%未満」と記載してありますので、1000人に1人というまれな確率ですが、このように実際に副作用と思われる症状が出ることがあるわけです。
症状を治すために飲んでいる薬の影響で、別の症状に悩まされるというのは本末転倒ですね。
特に複数の薬を飲んでいると、いろんな副作用のリスクが高まりますので注意が必要です。
もし、お子さんが薬を飲み始めてから、今まではなかった症状を感じたら、医師に相談していただけるようお願いします。
子どもの場合は親の意向で治療を受けさせているわけですから、十分に注意していただきたいと思います。
なお、薬の副作用は添付文書を見れば分かります。
「医療用医薬品 情報検索」のページで薬の名称で調べてください。
医薬品医療機器総合機構「医療用医薬品 情報検索」
http://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuSearch/
当院での起立性調節障害の原因、対応については下記のページをご覧ください。