2024.05.13

お客様の声「だんだんと朝の頭痛や吐き気が減ってきました」頭痛・吐き気・めまい・起立性調節障害・中学生・女性・矢板市

燦々堂

当院のお客様の声をご紹介いたします。
参考になれば、幸いです。

中学2年生。13歳。女性。
栃木県矢板市。A・K様。
頭痛、吐き気、めまい、起立性調節障害などのお悩み。
※お母さんの感想です。

◆どのようなことでお悩みでしたか？
小学校高学年の頃から、日中のめまいや頭痛、吐き気等がありました。
中学1年後半頃、病院で起立性調節障害と診断され、薬を飲み始めましたが、なかなか改善しませんでした。
朝起きると頭痛や吐き気、日中活動しているとめまいや頭痛に悩まされ、学校を欠席したり早退したりすることも増えていました。

◆どのような変化がありましたか？
1回目の施術後、とてもリラックスした様子でした。
栄養をしっかり摂ることの重要性を教えていただき、鉄分やプロテインを毎日取り始めました。
だんだんと朝の頭痛や吐き気が減ってきました。
その後、先生の施術を受けて日々のアドバイス通りに過ごしていると、さらに症状がよくなってきました。
日中のめまいはまだ残りますが、今後もしっかり栄養を摂りながら回復を目指してがんばっていこうと思います。

◆感想がありましたらお聞かせください
栄養、食事の重要性が知れてとてもよかったです。
今後の人生において本当に大切なことを教えていただき、感謝しております。
娘の話を親身になって聞いてくださり、娘もだんだんと自分に自信がもてるようになってきました。
娘には、今後も自分で自分の体を整えていける力をつけていってほしいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。

【院長の解説】
Aさんは、小学校５年生の頃から頭痛、吐き気、めまいなどの症状があったそうです。
中学1年の1月から症状が悪化、朝起きると頭痛、吐き気、めまいが午前9時頃まで続くようになり、学校は週3日位、遅刻、欠席、早退するようになってしまったということでした。
2月に病院で起立性調節障害と診断され、昇圧薬を処方されましたが改善しなかったとのことで、当院にご相談いただきました。

Aさんのような起立性調節障害の原因は、自律神経の乱れと栄養失調です。
思春期のお子さんはストレス・疲労・生活習慣の問題などから自律神経の乱れが出やすく、起立性調節障害の原因になります。
Aさんはバレーボール部に所属し週5日練習していたそうですから、そうした疲労の蓄積も原因だったでしょう。
当院の施術は自律神経の乱れが整う作用があるため、施術により症状が改善する効果があります。

栄養面では鉄・たんぱく質不足が重要です。
Aさんは血液検査の結果がありませんでしたので、栄養状態は不明でしたが、起立性調節障害のお子さんは全員、鉄・たんぱく質不足なので、Aさんも同様と考えられます。

Aさんが小学5年の時から症状があり、中学1年で悪化したのは、おそらく生理が始まって徐々に栄養失調になったからです。
女の子は生理が始まると毎月出血するため、放置していると2～3年で鉄・たんぱく質が空っぽになってしまい、起立性調節障害を発症してしまうのです。
（男の子の場合は、身長が急激に伸びることで栄養失調になり、起立性調節障害を発症します）

なぜ鉄・たんぱく質が重要かというと、たとえば、血液中を流れている赤血球の成分は鉄とたんぱく質（ヘモグロビン）で、栄養を運ぶ役割があります。
鉄・たんぱく質不足になると赤血球が栄養（酸素）を運べなくなり様々な不調の原因になるのです。

朝起きられない、頭痛、めまい、吐き気、倦怠感など起立性調節障害の多くの症状の原因になります。

赤血球の成分は鉄とたんぱく質で栄養を運ぶ役割がある。
鉄・たんぱく質不足になると栄養を運べなくなり様々な不調の原因になる。

Aさんには施術を受けていただきながら、栄養状態改善のため栄養指導を実践していただきました。
鉄・たんぱく質不足の改善には鉄やプロテインの摂取が有効です。
Aさんはできるだけ実践してくれたようです。

※栄養状態は血液検査結果で分かりますので、検査している人は持参してください。
当院のお客様は全員が栄養失調です。

3月17日が初回来院でした。
以降、3月24日、3月29日、4月14日、5月11日にご利用いただきました。
来院の度に症状は軽減して、体調は良くなっていったそうです。
症状の経過は以下のようにご報告いただいています。

3月29日の報告。
朝の体調は良くなっている。
朝6時半に起きて頭痛・吐き気などは7時半頃に回復するようになった。
（以前は9時まで続いていた）

4月14日の報告。
朝の体調は良くなっている。
朝は頭痛があるが吐き気はあまりない。
学校は4月になって遅刻1回、欠席1回だった。

5月11日の報告。
朝の体調は良い。
朝6時半に起きていて頭痛・吐き気は少ない。
1ヶ月で欠席1回、遅刻・早退は2～3回だけだった。

このように、1～2ヶ月で体調は良くなり、遅刻や欠席することもかなり減りました、とのことでした。
日中にめまいや立ちくらみがあることがあるようですが、これも栄養面の改善を続けていけば回復していくでしょう。

起立性調節障害のお子さんは、施術と並行して栄養指導を行うことでほとんどのお子さんが1ヶ月～2ヶ月で改善するので、Aさんも平均的な治り方でした。
同様のお悩みがありしたら、どうぞ当院にご相談ください。