起立性調節障害は中学生の時に治さないと高校生になって苦労します
当院では起立性調節障害でお悩みのお子さんに多くご利用いただいています。
特に高校生のお子さんの場合、皆さん学校のことで共通のお悩みを抱えています。
それは、
「出席日数が足りない」
「単位が足りない」
「このままだと留年してしまう」
というお悩みです。
普通に朝起きて通学することが出来なくなり、それが長期間続いてしまうため、皆さんとても切実で切羽詰った状態で当院に相談に来られます。
最近では中学校は「無理して学校に来なくていい」という方針になっているようですが、高校は自己責任になりますので出席や単位の不足には厳しく、起立性調節障害の症状を抱えたままだと大変に苦労します。
通学することが困難になって全日制の高校をあきらめて、定時制や通信制の高校に転校するケースもあると聞きます。
起立性調節障害の高校生に発症時期について聞くと、ほとんどは中学生や小学生の頃から症状があり、病院で治療を受けたが治らずに、高校生になっても症状が続いているというお子さんが多いです。
起立性調節障害は自律神経が不安定になっていることが原因ですが、自律神経を治す薬はないために病院で治療を受けても解決できないのです。
「朝起きられないのなんてたいした病気じゃないだろう」
「薬を飲んで様子を見ていればそのうち治るんじゃないか」
そのように軽く見ている方が多いですが、一旦不安定になった自律神経を正常な状態に戻すのは、とても難しく、時間のかかる作業です。
当院では「自律神経整体」という自律神経を整える整体により、起立性調節障害の根本解決をサポートしています。
施術を受けたらすぐに治るわけではなく、少しずつ時間をかけて治していかなければなりません。
期間にすると通常は3ヶ月位はかかります。
治るのに3ヶ月かかると聞いて「長い」と感じられるかもしれませんが、3ヶ月で治ったら早い方です。
起立性調節障害を治すのはそれくらい難しく、時間がかかるということをご理解ください。
先にも書きましたが、起立性調節障害の発症時期は中学生の時という場合が多いのですが、中学校では体調不良や不登校の子どもに対して、配慮して対応していただけます。
あなたのお子さんがいま中学生で、起立性調節障害で悩んでいるのでしたら、今のうちに時間かけてしっかり治しておくことをお勧めします。
問題を先送りしたまま高校生になると、もっと苦労することになるからです。
お子さんの将来のために、今のうちに正しい方法で解決していただけるよう願っています。