寝たきりの中学生も着実に改善、起立性調節障害の重症者の経過
起立性調節障害を発症し、重症化すると、学校への登校が困難になり、不登校になってしまいます。
中には1年間不登校が続いているという深刻なケースもあります。
病院で薬物治療を受けても一向に改善せず、
「どこに相談すればいいのか分からない…」
と途方にくれているご家族も多いと思います。
最近ご利用いただいているお客様に、ほとんど家で寝たきりになってしまっていた中学生がいます。
そのような深刻な重症者が、当院でどのように改善していくのか、通院2ヶ月までの経過を紹介いたします。
※9月以降の経過を追記した記事があります。
2021.11.23
「寝たきりで不登校だった中学生のその後~フリースクールに通うようになる」
来院までの経緯、症状
中学3年生、男性、T君。
中学1年の12月から頭痛と朝起きられない症状があった。
2020年6月のコロナ休校明けに頭痛と朝起きられない症状が悪化、その後、1年間不登校になっている。
頭痛が酷く、ほとんど部屋で寝たきりになっている。
午前中は動けず、起きられるのは午後になってから。
学校への登校は全く出来なくて、外出することもない。
病院で起立性調節障害と診断された。
発達障害などの子どもを扱うクリニックに数ヶ月前から通院している。
薬物治療を数ヶ月続けているが改善しない。
医療機関以外の解決法を探して当院に相談に訪れる。
症状の経過
初回来院。7月上旬。
以降、不定期で通院。
3週間後。7月下旬。
頭痛はあるが少しずつ減っている。
起きるのは早い日は午前9時半頃、遅い日は午後1時頃に起きている。
目立った変化として、一人でコンビニに買い物に行ったことがあった。
今まで全く家から出なかったのでお母さんは驚いたそう。
1ヶ月後。8月上旬。
頭痛は週に4日位、天気が悪い日にある。
お昼前に起きる日が多くなった。
親が起こさなくても自分で起きるようになってきた。
2ヵ月後。9月上旬。
頭痛はほとんどなくなった。
頭痛はあっても天気が悪い日にある程度。
起きるのは9時から10時頃で自分で起きている。
行動できるようになり、買い物に行ったりするようになった。
不登校児を受け入れているフリースクールに行くことを検討している。
2ヶ月前は部屋で寝たきりだったことから比べると、少しずつ改善していると感じているそう。
T君は体調不良が著しく、定期的な通院が困難なため、不定期に来ていただいています。
来院回数は2ヶ月で5回と少ないのですが、それでもこのように少しずつ着実に改善してきています。
初回の時は、寝たきりのT君がどうすれば改善するのか分からず、お母さんも途方にくれていました。
中学校への復帰は難しくても、今ではフリースクールに通うことも考えられるようになり、将来への希望も見えてきたようです。
T君のように体調不良が続き、学校に行けなくなっている…
病院で治療を受けても改善せず困っている…
そのようなお悩みがありましたら、どうぞご相談ください。
着実に改善できるようにサポートいたします。
お客様の声
最後にお母さんに書いていただいたアンケートを紹介します。
お母さんのお気持ちがよく伝わってきますね。
しっかり改善していただけて、本当に良かったですね。
◆どのようなことでお悩みでしたか?
中1の秋頃から、頭痛、腹痛が増え休みがちになってしまった。
コロナ休校後に症状がひどくなり入院。「起立性調節障害」と診断される。
服薬やカウンセリングを受けても改善せず、本人も将来に不安を抱えて泣いている事もあった。
朝は全く起きられず、声を掛けないと夕方までずっと眠り続けてしまう日もあった。
◆どのような変化がありましたか?
初回の施術を受けた次の日、1人で買い物に行ってきた!!
ずっと外に出ようとしなかったので、変化に家族も喜びました。
しばらく頭痛は続いていましたが、8月の中旬頃から「頭が痛い」と言う回数が減って、行動も積極的になってきました。
朝も、自分から起きられる日が増えてきました。
◆感想がありましたらお聞かせください
症状が出て1年以上経っていたので、もっと早く来れば良かったと思いました。
食事の大切さを痛感した数ヶ月でした。
今後も、引き続き、食生活改善を行って、毎日を楽しく過ごせる日々を取り戻してほしいです。
※「免責事項」本ホームページに掲載した事例やお客様の体験談は、個々の成果や個人の感想を表現したものであり、万人への効果を保証するものではないことをご理解ください。施術による効果には、個人差があります。